useful経営者・人事担当者必見!!知らないとまずい、就活生は企業のどこを見ているのか。
更新日:2019.06.17|お役立ち情報 お知らせ 新着情報人口減少が進む地方の企業では、企業の未来を担う人材の確保が切迫した課題になっています。
実際、「志望してくれる学生がいない」「若手が定着しない」「離職が多い」といった「人」に関するご相談が近年増えております。
そこで今回は未来の人材でもある就活生がどのような視点から企業を選び、働くことに関してどのような考え方を持っているのかをみてみましょう。
株式会社マイナビは1979年卒(1978年調査)以来40年にわたり大学生の就職意識(大手企業志向、企業選択のポイント、就職希望度など)を調査・発表しております。
4月に発表された調査結果では、就職活動で学生が企業選択する際のポイントは、「安定している会社」(39.6%)がトップとなり、2001年卒の調査以降、連続1位だった「自分のやりたい仕事ができる会社」を抜きました。
企業選択のポイントについては、その他にも「給料の良い会社」(19.0%)、「休日、休暇の多い会社」(12.2%)といった項目が、前年よりも数値を伸ばしました。
安定とワークライフバランスを重視する傾向が強くなったということでしょうか。
ついでに下記の調査結果も見てみましょう。
「行きたくない会社」
1位「ノルマのきつそうな会社」(34.7%)
2位「暗い雰囲気の会社」(28.5%)
3位「休日・休暇のとれない(少ない)会社」(24.9%)
4位「転勤の多い会社」(23.6%)
5位「仕事の内容が面白くない会社」(18.4%)
この調査結果をみても先程と同様の傾向が読み取れます。
では、ここ山形ではどうなのでしょうか。皆さんが知りたいのはむしろこっちですよね。
やまぎん情報開発研究所発表の2019年度新入社員意識調査の結果を見ると、上記の調査結果と同様、就職先を選定する際に最も重視した点として、「安定性」とする回答割合が大きく上昇していました。
また働くことに関しての調査結果は以下の通りでした。
「働く」ことについてどのように考えるか
1位「仕事も大事だが個人の生活も大切にしたい」(58.5%)
2位「働きがいがあれば仕事の苦労をいとわない」(19.8%)
3位「給料などの待遇が良ければ仕事の苦労をいとわない」(8.6%)
企業を選択する際に重視している点や働くことに関する価値観、考え方は山形と全国とで大きな差異はなさそうです。
全国と山形の学生に対する調査結果を振り返ってみましたが、皆さんがお気づきのように、企業はワークライフバランスのとれる環境の整備や働きがいの向上を求められています。
『わたし、定時で帰ります。』が話題になっているのもこのような調査結果をみると納得できますね。
私たちアルファ・コムは未来の企業を担う人材の育成や育成の仕組みづくりを得意としております。
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