useful自己都合の退職 会社都合上回る
更新日:2018.01.12|お役立ち情報 新着情報 ビジネス県労連は11日、県内8ヵ所のハローワークで求職者を対象に行ったアンケートの結果を発表した。
記録が残る2006年以来初めて、退職理由で「自己都合」が「会社都合」を上回った。
雇用情勢の改善が要因とみられる。
アンケートは昨年9~11月に実施し、339人が回答した。回収率は64%。
退職理由に関する質問では、「労働条件、職場環境が悪い」の項目を選んだ人が最多の21,8%に上がった。
県労連は「より良い労働条件を求めて転職しようと、自己都合の退職者が増えている。これが慢性的な人手不足につながっている」
と指摘する。自由記述欄では、失業中の職業訓練の充実を求める意見や、子育てと両立可能な雇用を求める声などがあった。
県労連は今回の結果を基に、山形労働局などに対して雇用保険制度の改善などを要望する方針。
県労連勝美議長は「求職者が労働時間や賃金水準などを吟味する傾向が強まっている。県内の雇用の質を高めなければ、
働き手の流失につながるおそれがある」としている。
*山形新聞より引用