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useful豆知識No.23

更新日:2016.04.27|お役立ち情報 新着情報 地域

県内今春卒業の高校生内定率は99.6% 山形労働局・95年度以降で最高

 今春高校を卒業した県内就職希望者の3月末現在の就職内定率が25日発表され、全体の内定率が99.6%、県内企業への内定率が99.7%で、いずれも記録が残る1995年度以降で過去最高となった。山形労働局は高水準の理由について「昨年の6、7月で全体の8割超の求人が出されるなど早期求人をはじめ、企業の採用意欲の上向き傾向が背景にある」と分析している。

 県内の求人倍率は前年同期より0.23ポイント上昇の2.33倍で、95年度以降で最高値となった。

 自営や縁故、公務員を除く全体の就職希望者は1.1%減の2770人。このうち内定を得たのは、県内企業への2179人を含め2760人。未内定者は10人。

 県内企業への内定割合は、前年同期比0.6ポイントダウンの78.9%。12年以降は8割弱で推移する傾向が続いている。

 県内の求人数は9.2%増の5101人。主要産業別でもほとんどの業種で伸び、本県基幹産業の製造業は13.9%増の1724人、建設業は7.8%増の970人、卸売業・小売業は5.6%増の642人だった。

 地域別の就職内定率は、村山と庄内が99.5%、最上と置賜が100%。

 一方、大学の卒業者の就職内定率は前年同期比2.6ポイント上昇の96.5%で、記録が残る95年度以降で最高となった。短大は2.9ポイント上昇の95.4%、専修学校は2.2ポイント上昇の97.6%。高等専門学校は6年連続で100%だった。