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useful14年の県内倒産は10件減の61件 負債総額は2年ぶり増

更新日:2015.01.13|お役立ち情報 新着情報 地域

帝国データバンク山形支店が9日発表した2014年の県内企業の倒産集計によると、負債1千万円以上の倒産は61件で、前年より10件減った。負債総額は52億400万円増の162億1100万円。件数は3年ぶりに減ったものの、負債総額は2年ぶりに増えた。業種別では小売業が18件で最も多く、負債額は15億500万円。製造業13件41億1500万円、建設業10件34億9200万円、サービス業8件15億5500万円、卸売業5件4億7400万円などが続いた。主因別では販売不振が52件で全体の85.2%を占めた。

 同支店は「従業員10人未満の倒産が全体の86.9%を占めるなど、小規模零細企業にとって厳しい環境が続いている」と説明。今後については「原油価格の下落で企業や家計への負担軽減効果など期待感がある一方、輸入コストの上昇や建設関連での人手不足など下振れ圧力もあり、倒産件数はほぼ横ばいで推移しそうだ」としている。

 昨年12月の倒産件数は2件で前年より5件減。負債総額は3億2900万円で、14億8300万円減少した。

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※山形新聞より抜粋